2017年 03月 22日
昭和56年以前に竣工された浜松市内にある鉄骨事務所ビルの耐震診断をおこないました。 保有する資産の耐震性能を判断する事で、建物の有効活用も可能です。 静岡県・愛知県内の市町村における非木造住宅の耐震診断補助金に関するホームページ抜粋(参考) ************************************************************************ 静岡県 浜松市 http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/kensido/home_tochi/home/kensido/taisin/jigyou_06.html 静岡市 http://www.city.shizuoka.jp/000_004933.html 掛川市 http://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/life/sumaitochi/taishin/taisinka.html ************************************************************************ 愛知県 豊田市 http://www.city.toyota.aichi.jp/kurashi/bousaibouhan/bousaishien/1013899/1003648.html 刈谷市 https://www.city.kariya.lg.jp/kurashi/sumaikankyo/sumai/jyosei/himokuzotaishin.html 豊橋市 http://www.city.toyohashi.lg.jp/25524.htm ************************************************************************ #
by iseo_a
| 2017-03-22 20:55
| 日々是勉強
2015年 06月 10日
2014年 11月 05日
今年度前半は、S造工場の耐震診断業務が数件連続して続きました。 耐震診断で構造設計者が工場を調査すると、建物の保つ耐震性が損なわれてしまっているのが、とても良くわかります。 例えば、高度経済成長期に幾度となく増改築を繰り返してゆく過程で、耐震要素である重要なブレースを切断してしまっていたり・・・ 例えば、ボルト本数が不足しているブレースであるためにブレース強度を発揮する前に接合部が破壊する可能性が高い状態であったり・・・ 柱脚にアンカーボルトは有るのですがナットが無いため、地震時には大きな挙動がおきて倒壊の可能性が考えられる柱が点在していたり・・・ そして特に古い工場で特に多いのですが、カバープレートをすみ肉溶接接合としている事で、母材以下の耐力しかでないため、下の写真のように母材耐力を発揮すること無く、早期に接合部が破壊され崩壊に至る可能性が高い接合形式を多用していたり・・・ これらの工場も条件を整理し補強を施せば、工場を稼働させながら補強する事も可能です。 外観はとても立派な工場なのですが、経済成長期の競争という名の下に効率的な製造に重きが置かれた結果、建築物としては安全性が担保されないまま増改築を繰り返してしまったのでしょう。 耐震性の向上は即ち、人命をを守る行為そして自分たちの生活や社会を守る行為に直結してゆきます。 自治体単位で条件は異なりますが、鉄骨や鉄筋コンクリートの建築物であっても昭和56年以前の建築物に対しては、耐震診断や補強に係る費用に対して十分な補助金も整備されています。 設計図書があれば、比較的簡易に建物の性能を推定することも可能です。 工場のクレーン同様、建築物も「安全第一」としたいものです。 建物の耐震性に不安を感じられている方はご相談ください。ご相談、お見積りは無料です。 メール送信ボタンでメーラーが起動します。 メール送信 #
by iseo_a
| 2014-11-05 14:26
| 日々是勉強
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浜松の構造設計一級建築士事務所 A-tec建築設計事務所です。
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